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神社と不動産の関係性の秘密

2020/05/30

みなさん、はじめまして。

めぐみ不動産コンサルティング 杢代(もくだい)と申します。

わたしのことは、モクさんと呼んでいただけると嬉しいです。

自称「神社ライター」、神社が好きで全国各地の神社を参拝することをライフワークとしております。

なぜ、不動産業者が神社を語るのか?

実は、実験的な取り組みでがきっかけで、神社とまちの活性の関係性に気がついてしまったのです。

写真①:大山阿夫利神社下社(神奈川県伊勢原市)より江の島を望む。

私が神社好きになったきっかけは、3年前の前職の社内旅行で訪れた九州・福岡の宗像大社への参拝でした。

友人の勧めで参拝した際に、いわゆる「パワースポット」の定義を実感してしまったのです。

「参拝するとご利益がある」という神社の興味から

「神社とは何ぞや?」という神社のシステムそのものに興味を持ち、

足しげく、神社に通うようになりました。

そこから、不動産業者として、物件を現地調査をする際に、その物件の氏神さん(☆)をセットにお参りし、3ヶ月で100社ほど参拝いたしました。

当時は、実験というより興味とご縁を授かるために、無心で訪れていました。

まさに取りつかれるように参拝を繰り返していたのです。

☆氏神様:その土地を守る神様。鎮守様ともいう。

写真②:宗像大社(福岡県宗像市)

そこで、前述の「神社とまちの活性の関係性」に気がつきました。

「人気の物件のあるエリアの氏神様は、よく手入れがされていて、売れにくい物件のあるエリアの氏神様は、すさんでいることが多い」

これが神社好きであり、不動産業者の私が傾向として捉えたことでした。

つまり、「神社の手入れ度合い」と「まちの活性」は、比例しているということです。

土地の視察と神社参拝を繰り返す私の脳裏に浮かんだこと。

「神社(氏神様)が良くなったら、そのまちが良くなるのではないか?」

不動産業者として、売却価格や募集家賃の金額を下げるか、リフォームなどの付加工事をすることによる買い手や、借り手の募集施策の未来に限界を感じていた私は、さらに神社への興味を深めていきました。

写真③:八幡神社(神奈川県伊勢原市)が当社の氏神様

少子高齢化や過疎化による入居率の低下等が予測される中、

「手入れをされる神社とすさみゆく神社の差は、なんなのか?」

このテーマを考えていくことで、不動産業者として、これからの物件単体の取り扱いだけでなく、まちの活性への取り組みにつながるのではないか。

そう考えております。

次回以降、このテーマを考えていく中で、「まち活性」というまちづくりを通じ、感じたことをつづっていきたいと思います。

また、神社ライターとして、おススメの神社の紹介を

「神社ライターモクさんのモクさんぽ」として、お知らせしたり、

日本人の暮らしの中にある神社とのお付き合いを伝えていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

写真④:宗像大社 奥宮である高宮祭場(福岡県宗像市)。ここで、いわゆるパワースポットを体感した。